歌詞の一部が2種類のバージョンがあった
これは、当時、え?どうして?と疑問に思っていました。ラジオで聞いたときの歌詞とCDとでは、明らかに違う歌詞になっているところがあったのです。
それから、TVでも。
なんだ?
そこが、ココです。
君が僕を疑ってるんなら、この喉を切ってくれてやる Oh ダーリン
僕はノータリン 大切なものをあげる
そのレアなバージョンは、こちらです。
君が僕を疑ってるんなら、この喉を切ってくれてやる Oh ダーリン
言葉では足りん 大切なものをあげる
そう!僕はノータリンのところが、言葉では足りんになっているんです。
ミスチルのこの名もなき詩の特徴は、この韻をふんだ歌詞にあるんですけど、そのリンにからむこの箇所で、当時、大人の事情なのかノータリンという表現がいけなかったのか、言葉では足りんバージョンが流れている時期があったのです。
この神曲の誕生エピソードでは、桜井さんがジョギング中にひらめいたといいます。
神の領域につながる方法であるリラックス状態が、この奇跡の曲を生んだのですが、この2種類のバージョンという隠し味があったのです。
でも、ノータリンという表現は、ドラえもんでも使われていたので、私的には問題視していなかったのですけどね。
この曲は、ドラマの主題歌としてすでにオファーがあって作られたって聞いたんですけど、Gコードのギターのジャカジャンという音から始まるのが、きもちよくて、そのあとのAメロのなつかしいようなんだけど、当時の他のアーティストたちの曲とは、一線を画するあたらしさがもう絶妙だったため、数ある中で私のお気に入りの一つになっています。
歌詞もすごい!もうさすがだというところは、
『君のしぐさが滑稽なほど、やさしい気持ちになれるんだよ』
『知らぬ間に築いてた 自分らしさの檻の中でもがいているなら 誰だってそう、僕だってそうなんだ』
ここは、すごい真理が内在しているの知ってました?
知らぬ間に築いてた 自分らしさの檻の中でもがいている=あなたらしさを自分で愛せないのは、誰だってそう、僕だって同じ。
君のしぐさが滑稽なほど、やさしい気持ちになれるんだよ=でも、そのあなたらしさが、僕には愛おしく思えるんだよ。
つまり。
あなたらしいあなたをあなたは認められないかもしれないけど、認めてくれる人がいるよ。
少なくとも僕がいるよ。
だから、あなたらしくいてくれていいんだよ。
これなんです!
愛情って形のないものを伝えるのはとても困難だけど、この歌で伝わる。
名曲中の名曲、いや神曲 『名もなき詩』のエピソード
こんなすごい歌 心に響かないわけがないんです。
そうですよね!
まぁ個人的な解釈満載でしたけど、ミスチル愛を感じてもらえたら幸いです。
名もなき詩を聞きたい人は絶対に、シングル盤を買った方がいいです!
カップリングの『また会えるかな』
これ!私の中の№1ソングなんですから!
絶対おすすめです!
名もなき詩
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